映像と音楽は 2001: A Space Odyssey Internet Resourse Archive から引用しています。
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映画の趣味のところに書く内容ですが、この映画は特別の思い入れがあるので別途にしました。
1968年に上映された映画で30年後の未来を想像して作成しています
現在でもこの映画のような宇宙旅行は実現していませんが、
映画のテーマそれではありません。
「人類とは何なのか?」
です
この映画のパンフレットに以下の文章があり、以来30年間、
折りに触れこのテーマについて考え続けています。
「テクノロジーが申し分ない発達を遂げれば、それは魔法と見分けがつかなくなる。
また。申し分なく進化した生物がいるとすれば、彼らは神と見分けがつかないだろう」
(アーサー・C・クラーク)
もし、全知全能の神が人類の延長線上に存在するのだとしたら、宇宙創造には目的があるはずである。
その目的とはいったい何なのか?
30万年前の原始人類の遺伝子とつながっている現人類は、新人類へとその遺伝子を渡し
さらに超人類へとつながり、ついに神へと到達する。
今後、仮に何らかの過失で人類が絶滅したとしても進化した遺伝子は宇宙をさまよい
ついには、自分なりの地球を見つけ新人類を再生させる
(正に遺伝子が舞い降りる瞬間、それが上の写真)
全知全能の世界に住むようになった主人公は、食事中、ワイングラスを取り損ねて床に落として割ってしまう
「神が失敗?!」その「失敗」行為の新鮮さに神は深く驚き考え込んでしまう。
神は完璧さに疑問を抱く
「 もしかしたら、私さえ思いつかない世界があるのではないか
もう一度その可能性を探ってみたい 」
そして、
ついに、
「宇宙創造の繰り返し」のパイオニアとして主人公を送り込む
神さえ思いつかない世界?
永遠に未完成な世界として進化し続ける宇宙。
この何度目かのチャレンジはすでに始まっている
気付いたのが今であるにすぎない
宇宙はなぜできたのか?を考えるのは実に楽しい。
でも最近は、人にはなぜ心があるのか?のテーマのほうが面白く感じる。
歳をとったせいだろう
2007.12.25記述
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あなたも「2001年宇宙の旅」を見て、無限の時空間(...And Beyond the Infinite)を感じてみませんか?
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