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家庭用グラビアプリンターついに、ついに発売!!
紙だけでなく、どんな物にも印刷できます。
もちろん、このタイトルは嘘ですが、もう笑い話ではなくなってきました。こういうプリンターの需要はかなりあると思います。要はプリンターの価格です。あなたは家庭用になるまでに10年かかると思いますか?
「えッ?家で使う人はいないだろうって?」一家に一台とはいかないでしょうね。
mimakiというメーカーのプリンターを御存知だと思います。あれが原型になるでしょう。あの機械を見ていると恐ろしくなってきませんか?
追記:グラビアプリンターという意味合いについて
一般の人はオフセット印刷物に関わっている人(出版系の人)が多いので、グラビアプリンターというと「オフセットより色が濃く出てきれい」というアドバンテージしか思いつかないと思います。
しかし、そうではないんです、最大のグラビアインキのアドバンテージはプラスチックフィルムに印刷できることなんです。オフセットではポテチやせんべいや冷凍食品などの包装材料にはインキがはじいてオフセット用のインキはくっつかないので、印刷できません、食品包装はグラビア印刷物の宝庫(牙城)なのです。
具体的なサクセスストーリーとしては、たとえば、口コミで有名になったコロッケ屋井上商店が、自己顕示欲よろしく自分の顔の写真をカラー印刷した袋に、自家製コロッケを入れ、冷凍させ、それをダイエーの冷凍食品コーナーの店頭に置いてもらったら、ますます売れてしまい、井上商店の井上さんは、たちまち億万長者になってしまったというストーリーです。
経済用語で言うとBtoCという個人商店がBtoBに簡単になれてしまいます。
え?!今でも、スーパーにいろんな冷凍コロッケが並んでいるじゃないか?って?__それは全部、私たちパッケージ業界に特化した専門企業が、大規模な印刷や製袋する機械を駆使して可能たらしめているのです。
ですので、家庭用グラビアプリンターは、印刷業界の異端児なんです。
ですので「できるだけ家庭用グラビア印刷機の開発は遅れてほしいし、価格も安くなってほしくない」いや、逆に開発を邪魔したいぐらいだというのが私の素直な気持ちなんです。
「仕事が今より楽に速くだれでもできる」という、「良い事づくめ」の印刷機材のキャッチコピーが自分にとって(印刷会社の経営者側の人にとってではなく)ほんとうに良いことなのか?
あなたにとっては、どうですか?
リンク:(株)ミマキエンジニアリング