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私は現役のスキャナーオペレーターの時、グラデーションの薄い部分と白地との間にさらに白い筋ができた時「これはマッハバンドという錯覚だからしょうがない」と言い訳をしたことがよくあります。
(参考サイト:マッハバンド − イリュージョンフォーラム −)
しかし、錯覚といえども見る人が全員そう見える以上「白い線はある」という判断の方が正しいと言えます。
でも、なぜそう見えるのでしょう?
これは網膜の側抑制(そくよくせい)という作用によるのですが、なぜ人類はそう見えるように進化したのでしょう?
外敵を素早く発見するためという説があります。つまり、背景と外敵とをすばやく区別するためです。人は頭は良くても、肉体はサルとそう変わりませんので、身の安全をはかる機能は退化していないのかもしれません。
カラースキャナーやphotoshopのシャープネス強調機能は、マッハバンドと全く同じ原理で輪郭を強調しています。この機械的なメカニズムが生物である人間にも生まれつき備わっていたなんて驚きですよね。
この辺の解説は「脳の法則」でするつもりです。
(まだこのページは書きかけが多いですが、半年後にはかなりなボリュームになると思います)
はじめに _人間の感覚はかなり変則的にできている
網点の法則 _網点は等歩度にできてないという不都合な真実
濃度の法則 _濃度は知覚的に等歩度という迷信
目の法則 _RGBしか見えないことも人類共通の尺度
脳の法則 _今見えているものは何か?の解を演算し続ける脳
唯物論と唯心論の話 _在るから見えるのか見えるから在るのか
私の説明が待ちきれない方は、ゲシュタルトの法則、ヴェーバー‐フェヒナーの法則などをネットで調べてみて下さい。画像処理やってる人なら、きっと、興味が湧いてくるはずです。
参照リンク:
「北岡明佳の錯視のページ」人間は物を脳で見ていることがよくわかるサイトです。このサイトを注意深く見ると、製版や印刷での調子不良の原因のヒントをみつけることができます。2007年10月発行のニュートンという科学雑誌で「錯覚完全図解」という特集が出てます。
はじめに 網点の法則 濃度の法則 目の法則 脳の法則 唯物と唯心論