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最近この言葉をよく聞くようになりました。
私のサイトをご覧になっている方は、100人中の95人の方だと思いますが、自分の作った印刷物、これは色覚異常の人にはどう見えているか?とかなんてこと普段全く考えないで印刷や製版やデザインしてますよね。
でもその5人の人には印刷に込めた情報が一部伝わってないことは、頭の片隅に置くべきでしょう。
たとえば、緑や赤の背景で墨のせ文字のロゴはダメです。あれは両方黒くなって読み難いんです。文字と背景の間に白フチをつけてあげれば色弱の方も読めるユニバーサルデザインになります。
日本全体で300万人だそうです。白人は9%という統計もあります。こうなるともう行政問題です!
このメガネをかければ色がユニバーサルデザインかどうか一目瞭然です。デザイナーがこのメガネをかけたままデザインすれば良いのかも?
今まで「色弱の人の見え方」が理解できるように色度図や例で解説してある本はよくありましたが、実際にこのメガネをかけて周りの風景を見ると理解を超えた世界が見えます。
「いやー、こりゃ怖くてとても外を歩けないよ」と言うのが私の実感でした。
こうゆう見え方の人が100人中5人も町を歩いているのかと思うと・・・交通事故が心配です・・・道路の色と同じになってしまう車体の色は販売中止したほうがいいんじゃないか・・・とか印刷と関係ない方まで考えが及んでしまいます。
話を戻して、仕事としては、お客さんに「カラーユニバーサルチェックを事前にしますか?」と付加価値をつけることは可能です。実際、もうやってるいる印刷屋さんもあります。
リンク:色弱模擬フィルター付き眼鏡「バリアントール」
2007.4.15