コ ラ ム



・あなたは「オフセットインキと同じ発色のグラビアインキがあったらいいのに」と思ったことありませんか?_


・グラビアのドットゲインを解説するサイトは何故?どこにもないのか?


・グラビア用 Japan Colorの設定委員会はなぜできない ?

 

・オフセット製版の常識をくつがえすグラビア印刷のカラーチャート版?1

 

・FMスクリーンは本当にグラビア印刷で実用になる技術なのか?現場的素朴な疑問 











コンテンツ
はじめに
トーンリプロダクション
O/G変換
icc profile のグラビア的利用
プロ用製版スキャナー
仕事に役立つ 視覚の法則
版の精度とは何か?
グラビア版の値段 
グラビア製版エキスパート試験
今後まとめようと思う項目
更新履歴  サイト作成
DTPエキスパート認証試験
独学受験必勝法
my personal affair

DTPに役に立つリンク集

プロ用製版スキャナーについて

第1章 製版用スキャナーとデザイナー用スキャナーはどう違うか
第2章 スキャナーはグレーをどうやって判断しているか
第3章 カラーコレクションの本来の目的は色修正ではない
第4章 シャープ性と調子再現の密接な関係
第5章 期待色を基本にした色分解

           第4章

シャープ性と調子再現の密接な関係

シャープネスはDTPエキスパート認証試験の試験問題として出題される範疇なので勉強した方も多いと思いますが、実際のシャープネスのツマミは設定がさらに細かく、ほんとうに理解できている人は少ないと思います。
まー適当にやっていてもそれなりにできる作業ではあります。が、
photoshopCS2に新しく加わったスマートシャープというところにハイライトとシャドーがありますが、その概念の説明を、あなたはできますか?

実はそれは、30年前の大日本スクリーンのSG701というコンタクトスクリーンを使う時代の製版用スキャナーにもあった概念です。この機能に関しては当時も誤解しているオペレータが多くて説明するのに苦労した記憶があります。30年の時を経て、やっとphotoshopの仲間になれたと思ったんですが、機能的にはちょっと違うようですね。

この第三章では、製版用スキャナーのシャープネスの項目の詳細をまず書き、そのあとにセッターの99%のところにワザと出すノイズの話をしてグラデや調子再現への影響でまとめたいと思っています。

どうやってシャープに見せるか、というノウハウは商品の誘目性や他社品との差別化という見地から色再現と同じぐらい重要です。

プロ用製版スキャナー 第1章第2章第3章/第4章/第5章