コ ラ ム



・あなたは「オフセットインキと同じ発色のグラビアインキがあったらいいのに」と思ったことありませんか

 


・グラビアのドットゲインを解説するサイトは何故?どこにもないのか?

 


・グラビア用 Japan Colorの設定委員会はなぜできない ?

 


・オフセット製版の常識をくつがえすグラビア印刷のカラーチャート版?4

 


・FMスクリーンは本当にグラビア印刷で実用になる技術なのか?現場的素朴な疑問 





コンテンツ
はじめに
トーンリプロダクション
O/G変換
icc profile のグラビア的利用
プロ用製版スキャナー
仕事に役立つ 視覚の法則
版の精度とは何か?
グラビア版の値段 
グラビア製版エキスパート試験
今後まとめようと思う項目
更新履歴  サイト作成
DTPエキスパート認証試験
独学受験必勝法
my personal affair

DTPに役に立つリンク集

 

遊びでグラビア製版用試験問題作ってみました
現在、25問あります。下の番号クリックしてみて下さい。

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問い 20
 チェーンドットがスクエアドットよりもグラビアの校正に向いていると思われる理由を述べよ

解説と答え;オフセット印刷でスクエアドットを使って印刷すると50%のところで階調に段差がでるというのが定説ですが、その理由はスクエアドットだと50%の網点同士が並ぶと、四方のカドが隣の網点と一気に接合してグラデのリズムが乱れるからです。チェーンドットにすれば、四方同時ではなく47%で四方のカドの2点、63%でさらに2点の接合になりタイムラグをつけることができトーンのジャンピング防止に効果があります。肌の滑らかさを損ねない為にもチェーンドットは有効です。
グラビア印刷に向いてる理由ですが、グラビアの50%のところの網点をルーペで見るとオフで言う40%ぐらいの大きさしかありません、グラビアインキの網点の接合点は50%ではなく70%ぐらいです。
ですのでスクエアドットで校正するとグラビアでは起こりえない50%のトーンのジャンピングが起こってしまいます。ので、グラビアの校正にはチェーンドットが良いと思います。
チェーンドットと言っても接合点が変えられるものもあります。下の図は一例です
チェーンドットの欠点は、一個の網点が長いのでルーペで見ても何%の網点か分かりにくいこと、あと、なんか欠点もあったような気がするが・・・(調査中)


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       (DC350の使用説明書より抜粋)


                     >次の問題です

   



今後も、「へーッ、グラビア製版ってこうなんだ」と感心(寒心?)する
問題を考えて増やしていきます。