問い 23
THINK LABORATORYのTBドットとカスタムグラビアのカスタムドットは同じものである ○か×か
解説;
シンク・ラボラトリーのカタログに
TBドット:(株)カスタムグラビアが開発したカスタムドット(実用新案登録第2031704号)をベースにレーザー製版ソフトを作成
とあります
これはアミグラビアの一種なのですが、ネットで検索しても資料が出てきません。シンクラボラトリーのホームページに解説があったと思うんですが、無いので、ちょっと一部解説させて頂きますと、泳ぎが少ないと言う効果があるんです、グラビア印刷ではベタ部分に適量より多いインキが供給されるとセルに溢れたインキが集まり規則的縞模様になることがありますが、TBドットはセルとセルの間に溝がありインキが隣のセルに流れ込むような形状なっていますので泳ぎが少なく平滑により濃く印刷できます。
彫刻版のコンプレスト(アングル0)のベタ版もセルとセルの間に溝があり同様の効果が期待できます。ヘリオでベタ版作成を依頼すると、特別な理由がなければコンプレストになるのは濃度が出ると共に泳ぎも少なくなるという効果があるからです。
近日中に図載せます
つぎの問題です>>>
2008.7.7