コ ラ ム



・あなたは「オフセットインキと同じ発色のグラビアインキがあったらいいのに」と思ったことありませんか

 


・グラビアのドットゲインを解説するサイトは何故?どこにもないのか?

 


・グラビア用 Japan Colorの設定委員会はなぜできない ?

 


・オフセット製版の常識をくつがえすグラビア印刷のカラーチャート版?4

 


・FMスクリーンは本当にグラビア印刷で実用になる技術なのか?現場的素朴な疑問 





コンテンツ
はじめに
トーンリプロダクション
O/G変換
icc profile のグラビア的利用
プロ用製版スキャナー
仕事に役立つ 視覚の法則
版の精度とは何か?
グラビア版の値段 
グラビア製版エキスパート試験
今後まとめようと思う項目
更新履歴  サイト作成
DTPエキスパート認証試験
独学受験必勝法
my personal affair

DTPに役に立つリンク集

 

遊びでグラビア製版用試験問題作ってみました
現在、25問あります。下の番号クリックしてみて下さい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

問い 7
  どっちがヘリオでしょう

文字差
ア          イ


解説;ヘリオ(彫刻機)は文字品質に難があります。その理由は網点1個の形状を自由に変形できないことです。
アミグラはオフセットのセッターやCTPと同じ原理で網点1個は256個以上のさらに微細な点の集まりで形成されますが、ヘリオはダイヤモンドの針で一気に一個の網点を作ってしまいます。
オブジェクトの端をルーペで覗くとヘリオはアのようになっています。写真イのアミグラは1個の網点を256以上のさらに微細なドットの集まりで作っていますので、網点自体の形状を自由に変えられます。だから、文字の形状に合わせるように変形でき、L字型やコの字型のドット形状も臨機応変につくれますが、ヘリオは丸い形状にしか絶対になりません。(よってヘリオでFMスクリーンは不可能です)
しかし、虫眼鏡レベルで文字品質の優劣を問うのはナンセンスです。
(上の顕微鏡での拡大写真も1メートル離れて肉眼でみると同じです。読めるか読めないかという点ではアミグラは品質過剰で無駄をしているとも言えるのです)

>次の問題です  


今後も、「へーッ、グラビア製版ってこうなんだ」と感心(寒心?)する
問題を考えて増やしていきます。