コ ラ ム



・あなたは「オフセットインキと同じ発色のグラビアインキがあったらいいのに」と思ったことありませんか

 


・グラビアのドットゲインを解説するサイトは何故?どこにもないのか?

 


・グラビア用 Japan Colorの設定委員会はなぜできない ?

 


・オフセット製版の常識をくつがえすグラビア印刷のカラーチャート版?4

 


・FMスクリーンは本当にグラビア印刷で実用になる技術なのか?現場的素朴な疑問 





コンテンツ
はじめに
トーンリプロダクション
O/G変換
icc profile のグラビア的利用
プロ用製版スキャナー
仕事に役立つ 視覚の法則
版の精度とは何か?
グラビア版の値段 
グラビア製版エキスパート試験
今後まとめようと思う項目
更新履歴  サイト作成
DTPエキスパート認証試験
独学受験必勝法
my personal affair

DTPに役に立つリンク集

 

遊びでグラビア製版用試験問題作ってみました
現在、25問あります。下の番号クリックしてみて下さい。

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問い 5
同じ条件で製版した場合ヘリオ、オハイオ、バルカスのうち、ベタ部分がもっとも濃く印刷されるのはどれか?       
 

解説;同じ条件とは線数(175線とか)とスタイラス角度(130度とか)が同じということですが、ヘリオとオハイオに関してはオハイオの方が濃いです。ヘリオは階調再現が優れ、オハイオはベタが濃いというふうに言われています。
その理由はたぶん、ヘリオの彫刻針は横置きでオハイオは縦置きであることが影響していると思います。縦置きにするとセルの最深部がえぐられるようになって容積が増える為です。それが、逆にライト部では細かい階調差をつけにくくしているのではないか?というのが私の考えです。ヘリオが150線ならオハイオは150線と135線の間ぐらい140線ぐらいです。これは私の経験値です。
じゃあ、ヘリオで135線で彫ればオハイオに勝てるではないか?とお思いでしょうが、そうもいきません。
線数が粗くなるとインキの泳ぎ(モットリング)が目立って比較すると差が出るんです。特色(青や緑)のベタ部のきれいさは、やはりオハイオの方に軍配があがるでしょう。しかし、それは、あくまでも印刷物を並べて比較した時ちょっといいぐらいです。通常は無視していい範囲だと思います。
この問題はよく営業さんに聞かれたので載せました。

問5 

次の問題



今後も、「へーッ、グラビア製版ってこうなんだ」と感心(寒心?)する
問題を考えて増やしていきます。