コ ラ ム



・あなたは「オフセットインキと同じ発色のグラビアインキがあったらいいのに」と思ったことありませんか

 


・グラビアのドットゲインを解説するサイトは何故?どこにもないのか?

 


・グラビア用 Japan Colorの設定委員会はなぜできない ?

 


・オフセット製版の常識をくつがえすグラビア印刷のカラーチャート版?4

 


・FMスクリーンは本当にグラビア印刷で実用になる技術なのか?現場的素朴な疑問 





コンテンツ
はじめに
トーンリプロダクション
O/G変換
icc profile のグラビア的利用
プロ用製版スキャナー
仕事に役立つ 視覚の法則
版の精度とは何か?
グラビア版の値段 
グラビア製版エキスパート試験
今後まとめようと思う項目
更新履歴  サイト作成
DTPエキスパート認証試験
独学受験必勝法
my personal affair

DTPに役に立つリンク集

 

遊びでグラビア製版用試験問題作ってみました
現在、25問あります。下の番号クリックしてみて下さい。

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問い 2

「問1の問題でレーザー製版は、世界初みたいなことを言っていたが、もうすでにやってるいるのではないか?レーザー製版という言葉はよく聞くし」という疑問をもった方への問題です。

現時点(2009年)の包装グラビアでレーザー製版と言われているやり方は、直接レーザー光線で穴(セル)をあけて凹版にしている。○か×か

解説;私は「レーザー製版」という名前をつけた人に文句を言いたい。実にまぎらわしい。「え!これって直接レーザー光線で穴(セル)をあけてんじゃないの!」とよく人に聞かれる。
間違えないで下さい、製品自体は立派な機械です。私は製品の名前にクレームをつけているだけです。
レーザー製版のレーザーは、市販のレーザープリンターと同じでレーザーを光として利用しているだけで、穴をあける行程は別にあり、液体を銅に吹きかけて柄のところだけを溶かして凹版化しています。
話変わって、すでに今、レーザーで直接穴をあけている機械もあります、フレキソのアニロックスロールとか、しかし、これはベタしかできません。階調再現ができないんです。
また、フレキソ(凸版)の樹脂版やゴム版も直接レーザー光線で焼いて階調を再現する機械があります、こっちは階調もOKです。
要は(凹版である)グラビアで銅に直接レーザー光で穴をあけて階調を再現できる機械はCellaxyが最初になります。版深とセル径、網点角度も自由に変えられるので彫刻機でもFMスクリーンが可能になります。
この機械が市場に出始めると、グラビアもまた新しい時代になります。現場の作業者にとって吉とでるか凶とでるか、興味津々ですね。

リンク:「レーザー製版」と「電子彫刻機」問18問22 も参考になると思います。

次の問題


今後も、「へーッ、グラビア製版ってこうなんだ」と感心(寒心?)する
問題を考えて増やしていきます。